古着について

概要

衣服の再利用は古くからあり、繊維製品が貴重な時代には衣服は最終的には布に還元され、古布として再び衣服や他の布製品に加工して再利用された。

日本では近世に古着問屋が発達。着物から洋服へと服飾文化が大きく変わった現代でもそのマーケットは大きく、世界中からバイヤーを通じて様々な古着が輸入、または輸出されている。おもな輸入先はアメリカ合衆国である。

代表的な古着にはジーンズが挙げられる。古着のジーンズは価格帯が非常に広く、安いもので百円単位から、高いものでは100万円以上となる。色落ち、くたびれ具合、ステッチの形など、様々な面で価格が変化し、それが世界的にも貴重な形などであると、そのような値段になる。

近年では革製品の古着や、元々ブランド品であった物の古着などがよく出回っており、市場価格の1割から3割程度で購入できる。また、中にはアウトレット品やデッドストックといった新古品を多く扱っている古着商も見受けられる。

ジーンズに限らず、スウェットなど、古着に魅力を感じる人間は多い。一方で一頃のブームも落ち着き、市場規模は比較的安定していると言われる。

ファッション雑誌

ファッション雑誌(ファッションざっし)は、ファッションを主なテーマとして扱う雑誌である。

ファッションが報道の対象として定期的に取り上げられるようになったのは、19世紀前半のフランスにおいてである。『ジュルナル・デ・ダム・エ・デ・モード』がその先駆的な雑誌であるが、1829年にはベリー公爵夫人の援助によって『ラ・モード』が創刊され、バルザックら知識人を執筆陣に迎えてフランスのファッション雑誌の代表的な存在となった。19世紀末には『ジュルナル・ド・ラ・ヴィ・リテレール』がフランスのファッション雑誌の中心的存在に躍り出た[1]。

今日に続くファッション雑誌の基礎を作ったのは、1867年にアメリカで創刊された『ハーパース・バザー』および1893年に同じくアメリカで創刊された『ヴォーグ』である。両誌は現在も世界で最も影響力があるファッション雑誌として、多数の国で発行されている。

日本におけるファッション雑誌

日本の女性にとってファッションは極めて関心の高いものであり、流行、年齢、生活・収入レベルやそれらがもたらす読者別のファッションの傾向によって数多くのファッション雑誌が発行されている。近年では老舗女性ファッション雑誌といわれた『Olive』(マガジンハウス)や『mcシスター』(当時の婦人画報社、現・ハースト婦人画報社)が次々休刊した。インターネットの普及により『ef』(主婦の友社)がデジタル媒体に移行したような例もある。

内容

メインは月刊誌から季刊誌のペースでのトレンドに合わせた着こなしの紹介である。全身の服装、個別のアイテム (カタログともいえる)、ヘアスタイルやメイクが、モデルや芸能人、読者など多様な人物の写真で表され、商品を説明するキャプションがつく。また主眼となるコンセプトがモード系ではコレクションの図版、ストリートファッションならばストリートスナップが用いられる。

一応ファッション雑誌とは分類されるものの、女性誌の場合、恋愛、占い、音楽等のレビュー、ダイエットをはじめとする美容、インテリア、キャリア、育児、金銭管理、料理のレシピ、旅行、また小物の付録など、実生活で役立つ情報やエンタテイメント要素を盛り込んでいる。しかし一方で、消費意欲の煽動を訴求するあまり、過激で根拠のないでたらめな情報、品性に欠ける文章を掲載することも少なくなく、世間からの批判も少なくない[2]
流行の創出

洋服や装飾品だけでなく、ライフスタイル全般を取り上げるファッション雑誌も多い。『アンノン族』を生み出し、従来の物見遊山型でない女性の国内旅行を定着させた『アンアン』・『non-no』などが女性の若者文化に大きな影響を与えた。バブルが終わり不況の長期化、情報源の多様化などにより、女性ファッション誌ではファッション情報に特化した実用性を求める傾向が強まっているが、男性ファッション雑誌は物・文化記事を重視する傾向が目立つ。ファッション記事やグラビアよりも若年サラリーマン向けの宣伝タイアップを絡めたビジネスノウハウ記事が目立つ『GQ JAPAN』や、逆に、自動車雑誌であるものの、ファッション記事にも多くのページを割く『NAVI』のような雑誌(廃刊)もある。「ちょい不良(ワル)オヤジ」等のスタイル提案で知られる中年男性ファッション誌『LEON』(主婦と生活社)のように、単なるファッションだけにとどまらず、スタイルや生き方にまで及ぶ流行を生み出そうとしている雑誌もある。

2000年代に入り、ファッションの多様化が進む一方、活字媒体全般にわたり不調と言われている[誰によって?]2006年現在、パンク・ファッションやストリートファッション、モード系など個性や先鋭的なセンスを打ち出す雑誌は一部に根強い支持があるものの、全体としては男性誌・女性誌ともに実利的な異性受け(「モテ」と称される)するファッションを重視する傾向が強まっている。10代後半から20代の女性向けファッション雑誌というカテゴリで圧倒的に強みを持つ『CanCam』がその代表格であり、近年ではその専属モデルであった押切もえ、蛯原友里が誌面で着用した服は、即完売するという影響力をもった[3]。

着物やロリータ、アウトドアなど限定的な服装に特化したものや、美容、フィットネス、ヘアスタイル、メイク、ネイルに関する雑誌も刊行されている。